次に文部科学省が推進しています「総合型地域スポーツクラブ」についてお聞きいたします。総合型地域スポーツクラブは地域の住民が主体的に運営するスポーツクラブの形態で、身近な生活圏である中学校区程度の地域において学校体育施設や公共スポーツ施設を拠点として、地域の住民の誰もが性別年令障害の有無にかかわらず参加できるものが事業モデルとして考えられています。
総合型地域スポーツクラブは地域住民が主体となって運営していくものですから、それぞれの市町村のスポーツ振興計画にもとづいて総合型地域スポーツクラブを創設するための仕組みづくりと、運営にあたる人を地域のなかで育成しネットワーク化することが行政に求められます。いわば総合型地域スポーツクラブは、巨大な投資をして公共スポーツ施設を建設するというハード事業ではなく、むしろ既存の施設を最大限に利用して市民に生涯スポーツの場を提供しようというソフト事業ということがいえるのであります。
総合型地域スポーツクラブは、学校体育の現場において運動部が減少していく傾向の中で、自分のやりたい種目がないという場合にその活動の受け皿になることができますし、運動部に指導者がなくその存廃が問題にあるときに指導者を派遣することもでき、学校体育の補完的な役割をはたすことができます。
また総合型地域スポーツクラブは単にスポーツ活動の場であるだけでなく地域住民の交流の場としても期待されており、地域の連帯感を高め、年令を超えた世代間の交流など、地域社会の活性化や再生にも寄与するものとして生涯スポーツ政策の具体的な展開のなかでは中心的なものとして考えられています。
私はスポーツという切り口でまちづくりをおこない、総合型地域スポーツクラブが各中学校区にひとつでき、市民が手軽に身近で低廉な費用でスポーツができる環境を市が整備するならば、市民の生涯スポーツ実現に貢献するのみならず、青少年の育成や地域の住民のコミュニティ創出にも大きな役割をはたすものと考えます。市長が東大阪市のスポーツ振興計画を策定する際に総合型地域スポーツクラブの育成を盛り込みそれを強力に推進されるならば、「スポーツ健康都市」をイメージだけではなく全国に発信できるものと確信いたします。
そこでお聞きをいたしますが、本市において「総合型地域スポーツクラブ」の取り組みとして平成16年度に「スポーツエリア花園」ができましたが、その後の運用実態はいかがなものか、お答えください。また今後総合型地域スポーツクラブにどのように取り組むお考えかお聞かせください。 |