◆中西委員 先日の本会議の中で鳴戸議員が質問をしましたが、妊婦の健診の公費負担というのが昨年東大阪は1回、ことしの4月からこれが5回になったということで、これは大阪府平均では3回という中で一定評価できることです。ここは環境経済委員会でそれは直接のテーマではありませんが、質問は助産院における健診というのは公費負担の対象になってないというところを問題にしていただきました。きょうはそれとも絡めて安心して産み育てるそういう環境づくりということの一環として、総合病院の産科の問題についてお聞きをいたします。全国的に今産科の医師、小児科の医師がとりわけ不足しているということは、もうこれはよく指摘をされることでありまして、勤務形態が非常に過激だということもありまして、また大学の医局からの引き揚げというものもあって、産科を閉じているところが全国的に非常にふえているというのを仄聞しています。これについて総合病院の産科、まあ産科だけじゃなくて婦人科と産婦人科で構成されていると思うんですが、総合病院の産婦人科の実態についてお聞きをしたいなと思います。大体年間の分娩数としては総合病院ではどれぐらいの数があるんでしょうか。
◎中口総合病院医事課長 分娩件数は804件です。18年度実績で804件です。以上です。
◆中西委員 804件ということは近隣の病院に比べても大変多い数ではないかなというふうに思うんですけども、この産科と婦人科のその患者の割合というのは大体どういうふうになってるんですか。それは資料としてわかりますか。
◎中口総合病院医事課長 構成比率で正確な資料は今現在持っておりませんが、正常分娩の中の関連する手術件数という切り口がございます。その中の構成比率としましては約半分が婦人科にかかわる手術でございます。もう片方の半分が帝王切開等の異常分娩による数値でございます。以上です。
◆中西委員 婦人科の手術につきましても、産婦人科の医師が担当するということでありますと、医師はその正常分娩にもかかわるし、異常分娩にもかかわらなければならないし、また婦人科の手術にもかかわらなければならないということになりますと、非常に産婦人科の医師の守備範囲が広くなってしまいます。これがまた労働条件の過激なことにもつながりますし、また医師不足にもつながる原因になっているのではないかなと思うんですが、助産師の数っていうのはちなみに総合病院では何人ぐらいおられるんでしょうか。
◎中口総合病院医事課長 総合病院の産科における助産師数は20名でございます。以上です。
◆中西委員 それともう、看護師、産婦人科の看護師の数というのは何人ぐらいになるんでしょうか。
◎中口総合病院医事課長 全体で28名です。以上です。
産婦人科の、看護師は8名です。看護師8名で助産師数が20名、合計で28名です。以上です。
◆中西委員 そうしますとのこの正常分娩における助産師のかかわりというのが非常に比率が高いというふうに考えていいんでしょうか。
◎中口総合病院医事課長 委員御指摘のとおり産科のまあこういうハイリスク分娩以外の分娩について、助産師のかかわりが非常に高いものとなっております。以上です。
◆中西委員 産科のハイリスク分娩が、それはあれですね、助産師がかかわるんじゃなくて、そういうハイリスクのあるものについては医師がかかわるわけですね。
◎中口総合病院医事課長 そのとおりでございます。
◆中西委員 総合病院は設備的にも整っていまして、周産期医療についてはもう大阪府の拠点になってるということで、大阪府の地域周産期母子医療センター13カ所のうちの一つというふうにも把握してまして、病院としてもたいへん頑張ってる科目かなというふうに思いです。私はきょうはちょっと特に要望という形になるかとは思いますが、総合病院というのが先端医療を担っていると同時にね、やっぱり今助産院における自然分娩というものも、要望としてすごく多くなっているということが言えると思うんですね。多分病院の中でも、正常分娩と異常分娩の数で言うと、やはり圧倒的に正常分娩の方が多いのではないかなというふうに思うんですね。助産師が分娩にかかわるということについては、まあ女性同士ということもあると思うんですが、自然分娩をするということと同時に、女性が主体となる出産という形にもなりますし、保健指導とかまあ生活相談も含めて非常に妊婦さんが安心して出産できる、そういう形だと思うんです。ですからまあそういう点で今先端医療を担っている総合病院ですが、今後正常分娩については助産師の役割がもっと大きくなってもいいのではないかということで、今全国的な流れで言いますと病院内に助産所を設けるというところが非常にふえてきているということなんですね。私の知っている範囲でも兵庫県の伊丹の市立病院が院内助産所を設けているということもありますんで、もっとその先端医療と同時に、出産に対する自然分娩の流れもとり入れるいうことを東大阪の総合病院としても研究課題にされると、これからの産科医師不足、まだ今現状では総合病院の方ではそれが顕著になってないということもあるかと思うんですが、これから必ずまたそういうときが来ますし、また全国的な流れでいいましても正常分娩については助産師の専門性をもっととり入れて、安心して産める環境づくりをつくろうというのが、まあ全国的な大きな流れにもなっていると思いますんで、ぜひ総合病院でも院内助産のことをもう少しこうテーマとして今研究していってもいいんじゃないかなというふうに思うんです。ですからこれはちょっと調べていただきたいんですが、大阪府内でじゃあ院内助産院というのを設けているのがどういった病院があるのかという辺をちょっと総合病院の方でも調べていただけたらなというふうに思いますし、ぜひまた院内助産というその考え方も、ぜひ総合病院の産科の考え方の中にとり入れていく方向でまたぜひ研究をしていただきたいなという要望を出しておきます。以上です。 |